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企業アーカイブズの「デジタル」をめぐって Zoomによるレクチャーと意見交換会
日 時
2021年9月7日(火)14:00〜16:35  
場 所
Zoomミーティング
 
コロナ禍の拡大により、テレワークやオンライン学習が進んでいます。また、
デジタル庁の設置やDX(デジタル・トランスフォーメーション)イノベーション
の推進など、日本社会の「デジタル」は新たな段階を迎えようとしています。
ひと口に「デジタル」といっても、紙資料のデジタル化、ボーンデジタル文書、
ホームページやイントラのコンテンツ、ZoomやSNSのデータ、Eメールなど、
多岐にわたっています。企業アーカイブズは何をどこまで扱い、保存や管理を
していけばよいのでしょうか。意見交換会では、企業アーカイブズで扱う
デジタルの対象をなるべく明確にし、さまざまな情報や意見を交換することで、
その価値や可能性を共有し、考えるきっかけとしたいと存じます。

当日プログラム
14:00〜14:05 開会にあたって
14:05〜14:25 レクチャー「企業アーカイブズと『デジタル』」(仮題)
        講師:矢野正隆(東京大学経済学部資料室・助教)
14:30〜16:30 意見交換会
16:30〜16:35 閉会にあたって  

第8回博物館セミナー「企業ミュージアムでつながる」(オンライン開催)
日 時
2021年3月25日(木)13:00〜17:00
 
場 所
Zoomミーティング  
近年、企業ミュージアムの新規オープンやリニューアルの動きが活発になり、企業
ミュージアムの価値や企業におけるミュージアムのポジショニングに変化や見直しの
兆しが感じられます。コロナ禍においても多くの工夫や取組みがなされています。
企業史料協議会主催「第8回博物館セミナー」は、「企業ミュージアムでつながる」を
テーマに、企業ミュージアムの取組みやコロナ禍以降の可能性について考えました。
近年リニューアルした企業ミュージアムのなかから、つながりを大切にした取組みや
情報発信をされている2つのミュージアムの事例を伺って学ぶ機会とし、また参加の
皆様にも交流と議論を深めていただく企画です。

本セミナーは以下のプログラムを実施し、多くのご参加をいただきました。質疑や
交流タイムでも積極的にご参加ご発言をいただき、盛会となりました。ありがとう
ございました。


<プログラム>

13:00〜13:05 開会挨拶

13:05〜14:05 
 講師 石川 貴敏(株式会社丹青研究所 文化空間情報部 部長)
 「企業ミュージアムでつながる」 
 社会情勢とともに、ミュージアムへの期待や求められる役割は変わってきて
います。一方、COVID-19下のミュージアムでは、困難に直面しながらも多くの
工夫が実践されています。「つながる」をテーマに、企業ミュージアムの取組と
これからの可能性について捉え直してみます。

14:15〜15:10  
 講師 神山 めぐみ(セイコーミュージアム 銀座 学芸員)
 「セイコーミュージアム 銀座の事例:銀座から世界へ 創業の地での“つながる”
 活動について」
 2020年8月に創業の地・銀座へ移転したセイコーミュージアム銀座は、今年で設立
40周年を迎えます。設立から移転までの墨田区での地域連携活動を振り返りながら、
コロナ禍で移転リニューアルの話について、また拠点を新たにスタートした“つながる”
活動の一例(SNSでの発信やバーチャルミュージアム)をご紹介します。

15:20〜16:15  
 講師 袰地(ほろち) 由美子(たばこと塩の博物館 広報担当主任)
 「たばこと塩の博物館の事例:広報活動 新型コロナで変わったこと、変わらない
 こと−改めて考えた “つながる” という機能−」
 1978年11月に渋谷・公園通りで誕生したたばこと塩の博物館は、2015年4月、東京
スカイツリーにほど近い墨田区横川に移転・リニューアルオープンしました。それから4年
と10ヶ月、活動も軌道に乗ってきたように感じていたところに新型コロナウイルスがやって
きました。かつてない事態に遭遇し、内外に向けて手探りで対応した当館広報の顛末を
一事例としてご紹介します。

16:20〜17:00 交流タイム
グループに分かれ、講師・受講者同士の交流を図ります。
 

第9回ビジネスアーカイブズの日オンライン・シンポジウム「《アーカイブズでつながるコミュニティ》アーカイブズ・コミュニティを目指して」
日 時
2020年11月6日(金) 14:10〜17:05  
場 所
Zoomミーティング

*参加者にURLをお知らせします  
Zoomによるオンライン・シンポジウムに多くのご参加をいただき、ありがとう
ございました。

リモートワークが日常化し、企業アーカイブズはさまざまな制約を受けています。
社内の各部門やキーマンなどの協力者たち、社内外のアーキビストたち、地域と築く、
アーカイブズでつながるコミュニティ=「アーカイブズ・コミュニティ」。
つながることでお互いの存在価値を高め、情報を発信する「アーカイブズ・コミュニティ」
とは何か。企業アーカイブズやアーキビストが孤立しないために、どのように築くのか。
松崎裕子氏と地方の企業アーキビストと一緒に考えました。

【開会挨拶】14:10〜14:20
 石原 邦夫 
 東京海上日動火災保険株式会社相談役/企業史料協議会会長

【基調講演】14:20〜14:50
 松崎 裕子
 公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センター 企業史料プロジェクト担当/
 企業史料協議会理事

【パネルディスカッション】15:00〜17:00
 モデレータ 
 松崎 裕子
 
 パネリスト 
 樋川 裕二
 グンゼ株式会社 綾部本社総務課課長 /グンゼ博物苑前苑長
 
 豊嶋 朋子
 株式会社アンデルセン・パン生活文化研究所理事/広報室 社史編纂・
 史資料チームリーダー

 中野 寛政
 TOTO株式会社 TOTOミュージアム館長

【閉会挨拶】17:00〜17:05
 阿部 武司
 国士舘大学政経学部教授/企業史料協議会副会長

 総合司会
 野秋 誠治
 企業史料協議会理事