IT技術の急速な進化により、ここ20年で文書やデータは紙から電子へと移行しました。DX推進によって組織における業務プロセスのデジタル化が進み始めた今、ボーンデジタル記録やデータの適切な管理と長期的保存は、すべての組織にとって喫緊の課題です。そのため、記録情報管理の専門家やアーキビストの役割がますます重要になります。 組織内で記録管理の必要性を説き、10年以上かけて現在の記録管理体制を整えた欧州委員会の記録情報管理専門家に、記録・アーカイブズ管理における欧州委員会の方針と体制について講演いただきます。
主催: 東北大学史料館、JSPS科研費 JP21K12591 協力: 東北大学ヨッタインフォマティクス研究活動推進費「貴重資料・図書のデジタルアーカイブに関する予備的研究」、東北大学持続可能な社会の創造目指す研究スタート支援事業「「人ならざるもの」の擬人化を通じた人間社会とデジタル技術との調和・共生に関する研究」
[プログラム] 18:00 ご挨拶 東北大学史料館准教授 加藤 諭 欧州委員会 透明性及び文書管理局局長 18:15 講演 透明性及び文書管理局 e-Domecチーム 「欧州委員会の記録管理及びアーカイブズ方針」 ▷欧州委員会について ▷記録管理及びアーカイブズ方針 ▷記録管理システム 19:30 質疑応答 19:45 終了 |