11月12日応用コースの3日目が終了しました。内容の速報をお届けします。
参加者20名 「企業資料デジタル化の基礎、課題、活用と展望」 講師:尚美学園大学芸術情報学部 准教授 樫村雅章 株式会社堀内カラー アーカイブサポートセンター所長 肥田康
慶應義塾大学の「HUMIプロジェクト」における貴重書(グーテンベルグ聖書)のデジタル化手法開発などを通じて、十数年来、デジタルアーカイブ分野の第一線で連携してこられた二人の講師による講義。紙資料や写真を静止画としてデジタル画像化するケースを中心とした、資料デジタル化の基礎から活用まで、幅広い内容の講座であった。 デジタルアーカイブデータの作製にあたっては、画像補正などによる見栄えの良さは不要で、むしろ「ありのまま」を再現することが重要、とのご指摘や、デジタルアーカイブ化の最大の効果は原資料の保護である、というお言葉が印象的であった。
記:大日本印刷株式会社 村田 孝文 |