今回、新宿歴史博物館、帝国データバンク史料館のご協力のもと、特別講演会「ライオン120年、いま甦る明治の東京・神田と人々のくらしぶり~ライオン株式会社創業者・小林富次郎葬儀映像から~」を下記の要領で開催いたします。1910年に撮影されたライオン株式会社所蔵の貴重なフィルム映像(平成23年に重要文化財に指定)を見ながら、ライオンの歴史と創業者・小林富次郎の交友関係、100年前の東京市民の暮らしぶりなどについて解説していただきます。
映画が発明されて間もない1910年、東京でライオンの創業者・小林富次郎氏の葬列の模様が35㎜フィルムに記録されました。現在確認される日本最古のこのオリジナル・ネガフィルムには、100年前の東京・神田の様子や人々の暮らしぶりが見事に活写されています。デジタルに復元した映像では、現在の膨大な資料と併せて、小林富次郎と交友のあった人物たちをも特定することができます。歴史資料として映像の持つ力をお楽しみください。
講師:ライオン株式会社 総務部社史資料室 浅井芳男氏
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